家財の地震保険!保険金支払いの算出はどのようにされるのか?

お世話になります。保険セブン宮崎店の高妻です。もう暑すぎて暑すぎて・・・溶けそうですね。各県では甲子園の県予選の真っ最中ですが熱中症には気をつけてほしいものです。昨日の甲子園県予選や中体連の県大会でも熱中症で搬送されたと全国版のニュースで言ってました。

さて、現在は熱中症の話題がどうしても全面的に出ていますが先月から近畿地方で6月18日のM6.1の地震を皮切りに、19日にはM4.0、M3.9、M3.9の3回、23日にはM4.0、7月1日にはM3.6の地震がありM3.0以上の地震が計6回も起こっています。

そこで今日は知っているようで詳しく知らない、地震保険の家財に関してごくごくノーマルな保険金の算出を簡単にご説明したいと思います。知っておいて損はないと思います。

地震保険の損害の判定方法について

では、まずは地震保険(家財)の判定方法を見てみましょう。地震保険は建物と家財につけれ、火災保険にセットして加入する必要があります。今回は家財に限定してお伝えしますのでお間違えのないようにお願いします。

【保険始期2017年1月1日以降の場合】

損害の程度 保険金をお支払する場合(家財) お支払する保険金の額
全損 家財の損害の額が家財の時価の80%以上 地震保険金額の100%
大半損 家財の損害の額が家財の時価の60%以上80%未満 地震保険金額の60%
小半損 家財の損害の額が家財の時価の30%以上60%未満 地震保険金額の30%
一部損 家財の損害の額が家財の時価の10%以上30%未満 地震保険金額の5%

 

保険始期が2017年1月1日以降の場合、上記のように、全損、大半損、小半損、一部損に損害を四区分に分類し、損害の程度に応じて保険金を支払います。一方で、一部損に満たないと判定された場合は、保険金をお支払することができません。

なお、保険始期が2016年12月31日以前の場合は、全損、半損、一部損三区分となっております。地震保険は最長5年契約のため、少なくとも2021年12月までは損害の判定基準が2つ存在しますので、ご注意下さい。

どのように判定するの??

では、どのように損害の程度を判定するのか?というと、損害の程度は、地震保険損害調査書(報告書)を使って判定します。下記画像は、地震保険損害調査書の記入例を抜粋したものです。

上記の画像を見てお分かりいただけるように、まずは被災者の方に代表品目の中から破損したものをヒアリングします。

この記入例の場合、電気器具類の中では×印のステレオ・コンポ、テレビ、ファンヒーター・エアコン、掃除機の4品目に被害がありました。8品目中4品目で損傷があったので、全体からみると電気器具類では10%の損害があったと認定されます。

この作業を食器陶器類や家具類といった他の家財についても繰り返し、損害割合の合計によって全損、大半損、小半損、一部損の分類を行います。

ちなみに、下記損害判定の例の場合、損害割合の合計は47.0%のため”小半損”と認定されます。

分類 損害判定
食器陶器類 4.0%
電気器具類 10.0%
家具類 20.0%
身の回り品 10.0%
衣類寝具類 3.0%
合計 47.0%

 

建物と家財の地震保険は両方入るべし!

まとめます。

結論から言うと、ご自宅の火災保険に加入するなら火災保険は建物と家財の両方に加入しましょう。そして、それぞれ地震保険にも加入するようにしましょう。

ここで補足ですが、火災保険に加入する目的というのは『再建』なんです。元の形に戻すための費用(=再建)として火災保険の保険金額を設定します。これに対して地震保険の目的とは何かというと・・・『生活を立て直すための費用』になり再建ではありません。

その証拠に住宅の地震保険(家計地震)では火災保険で設定している保険金額の30%~50%までしか設定できません。火災保険で建物に1500万、家財に1000万かけている場合は、地震保険では建物が750万、家財が500万までしかつけれないということです。

これは地震によって甚大な被害にあった場合に少しでも早く生活を立て直せれるようにお金を支払うということが目的になっているためで、決して建物の再建が目的ではないということを覚えておきましょう。

また、建物の地震保険の支払いの計算方法は主要構造物(屋根、壁、柱、基礎)が建物全体の何%損害がでているのか??というふうに見るため思っているよりもし支払額が少ない・・・というようなケースもあります。

これに対して家財の地震保険の支払いの計算方法のほうは今回お伝えしたように各品目ごとで損害を見ていき、それらの合計で見ていくため支払額も建物よりは認定されやすいんですね。

だから、火災保険というのは建物のみではなく、家財のほうまでしっかりとかけて地震保険までセットしておくと最大の安心を買えるのではないでしょうか??

来年(2019年)1月より地震保険の値上げになります。その点も考えると現在、家財保険(+家財の地震保険)に加入されていない方は検討されてみると良いかと思います。地震保険や火災保険にお悩みの方はいつでもご相談いただければご対応させていただきますので気軽にご相談くださいね。

それでは、本日は以上です。

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