高額療養費制度の変更について

お世話になります。
保険セブン宮崎本店の高妻です。

 

本日は『高額療養費制度の変更』についてお伝えしたいと思います。

 

そもそも高額療養費制度って何ぞや??という方は先にこちらをお読みください。

 

今回はこの高額療養費制度が2015年月より変更されるので、そちらについてお伝えしたいと思います。知らないと損をする可能性もある制度の改定なので是非、覚えておくと良いかと思います。

 

では一体どのように改定されるのかというと・・・

【現行】

    1. 上位所得者(年収約770万円以上)
      健保:標準報酬月額53万円以上
      国保:旧ただし書き所得600万円超
      ●150,000円+(医療費-500,000円)×1%
      <4ヶ月目~:83,400円>
    2.  

    3. 一般所得者(上位所得者・低所得者以外)
      3人世帯(給与所得者/夫婦子1人の場合:年収約210万~約770万円)
      ●80,100円+(医療費-267,000円)×1%
      <4ヶ月目~:44,400円>
    4.  

    5. 低所得者(住民税非課税)
      ●35,400円
      <4ヶ月目~:24,600円>

 

と、いう3区分になっているのですが、この3区分が下記のように5区分に変更されます。

 

【新制度】

    1. 年収約1,160万円以上
      健保:標準報酬月額83万円以上
      国保:旧ただし書き所得901万円超
      ●252,600円+(医療費-842,000円)×1%
      <4ヶ月目~:140,100円>
    2.  

    3. 年収約770万~約1,160万円
      健保:標準報酬月額53万~79万円
      国保:旧ただし書き所得600万~901万円
      ●167,400円+(医療費-558,000円)×1%
      <4ヶ月目~:93,000円>
    4.  

    5. 年収約370万~約770万円
      健保:標準報酬月額28万~50万円
      国保:旧ただし書き所得210万~600万円
      ●80,100円+(医療費-267,000円)×1%
      <4ヶ月目~:44,400円>
    6.  

    7. 健保:標準報酬月額26万円以下
      国保:旧ただし書き所得210万円以下
      ●57,600円
      <4ヶ月目~:44,400円>
    8.  

    9. 低所得者(住民税非課税)
      ●35,400円
      <4ヶ月目~:24,600円>

 

簡単にいうと、上位所得者にとっては厳しい改定になり逆に一般所得者の方にとっては有難い改定になったと言えます。ただし、少子高齢化はまだまだ進む一方 で、入院患者の食費負担増、会社員の健康保険料の引き上げの改革案も出てきているところを見ると、将来は更に自己負担増になる可能性もやはり否定はできな いと思います。そういう意味では、やはり普段からきちんと医療保険などの備えをしておかれることは大切なことだと個人的には思います。

 

そして最後に忘れてはいけないことが1つ。それが『限度額適用認定証』の申請です。

 

入院や手術、抗がん剤の治療などで高額な医療費がかかると予測される場合は、治療を受ける前にご加入の公的医療保険で『限度額適用認定証』をもらっておくようにしてください。これを病院に提示しておけば、1ヶ月の病院の窓口での支払いが、高額療養費制度の自己負担限度額までとなります。

逆 にこの申請をせずに治療をしてしまうと、一旦はすべての治療費をあなた自身で立て替え、その後に高額療養費の申請をしなければいけません。払い戻しは約3 カ月ほどで受けられるようですが、それまでは一時的にあなた自身で費用を負担しなくてはいけなくなるので、やはりこういった申請は事前にしておかれると楽 かと思います。

『限度額適用認定証』については手続きをすればどなたでも入手できますので、もし入院などされる場合などは事前の準備として覚えておくと良いかと思います。

 

というわけで、『高額療養費制度の変更』についてでした。

 

それでは、本日は以上です。
また次回!

One Response to “高額療養費制度の変更について”

  1. […] じのように入院時の食事代というのは健康保険の対象外となり患者さんの自己負担となる部分なので当然、高額療養費にも該当しないので、単純に入院費用が高くなることを意味します。 […]

コメントを残す

サブコンテンツ

このページの先頭へ