建物オーナーの施設賠償保険で対象とならないもの

お世話になります。保険セブン宮崎店の高妻です。本日は昨日の記事に関連している内容となります。建物(ビル・アパート)のオーナーに必要な保険が”火災保険””賠償保険(施設賠)”ということを前回の記事でお伝えしました。今回は、その賠償保険(施設賠償保険)について、オーナー様がよく勘違いされる事例についてお伝えしたいと思います。

 

というわけで、今回のテーマはこちら。

『建物オーナーの施設賠償保険で対象とならないもの』

 

前回お伝えしたとおり、建物(ビル・アパート)のオーナーが加入する賠償保険はあくまで第三者、もしくは第三者の所有するものに対して損害を与えてしまった場合、その損害を補償する保険になります。ですが、ここで良く勘違いされるケースというのがあります。よくある事例をもとにお伝えしたいと思います。

例えば、”漏水事故”の場合。

建物(ビル・アパート)の給排水管から水漏れがあり仮にテナントのクロス(壁紙)に損害が出た場合で考えてみましょう。ちなみに、テナントのオーナーがお店をオープンする際のクロスなどの工事費用はお店のオーナーが負担しているものとします。

この時に修理する場合の見積りには単純にクロスを張り替えるための費用と、もともと水漏れのあった給排水管の修理費用がかかることになります。そして、それらの見積書を保険会社に渡すことになります・・・が、ここで問題です。

 

  • クロスの張替え費用と給排水管の修理費用はすべて対象となるでしょうか?

 

答えはNOです。

上記のような場合、クロスのやり替え費用というのはお店のオーナーが自費でされているので、この部分についてはこのお店のオーナーの所有物となり建物(ビル・アパート)のオーナーからすると第三者のモノに該当します。では一方で、給排水管というのはどうでしょうか?実はこれは建物の一部なので、必然的に建物(ビル・アパート)のオーナーの所有物となり第三者のモノではありません。

 

ここで、もう一度おさらいします。

賠償保険というのは、あくまで第三者、もしくは第三者のモノに対しての損害を補償する保険であり、自分の所有するものは第三者には該当せず補償の対象外となります。上記のような見積り内容でいうと、賠償保険の対象となるのはお店のオーナーの所有物(=第三者の所有物)であるクロス(壁紙)の修理費用のみとなり、給排水管の修理費用は建物(ビル・アパート)のオーナー(=第三者ではない)の所有物と見なされ補償の対象外となるわけです。

 

この部分は、言われてみれば分かることですが言われなければ非常に勘違いをしやすい部分でもあります。賠償保険というのはあくまで”第三者”という部分がキーワードになり、損害が出た部分が誰の所有物だったのか?ということがポイントとなりますので是非、覚えておかれると良いと思います。

ちなみに給排水管の修理費用は、建物(ビル・アパート)の火災保険の補償内容によっては見れるケースもありますので、そのあたりは担当者に確認されるか私にお問い合わせいただいても構いません。また、こういった建物(ビル・アパート)のオーナー様で現在の保険料が高い・・・と思われている方はお気軽に保険セブン高妻までご連絡くださいませ。

 

それでは、本日は以上です。

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